昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

雨滴の音

すべては前触れもなくやってきて、無残に引き裂いて、感じるよりも早く通り過ぎて、辺りは立体のようで、すべては幻想で、理解するよりも早く、一切に溶け込んで行くし、行く手を阻んだり、はびこる悪意に攻め入られたりしたり、いらだつままに、配されるものを批判したり、貧寒な心は、敏感なままになにかを受け取り、受け入れるほどに嫌気がさし、最たる意味も近づくほどに邪魔になり、課せられた罪と、笑い飛ばす間に捕食される人々が交差し、公約などをうたいながら、魯鈍に浸透し、駆逐される街々にちまちま敗残してく我らの苦悩などをモチーフに、革命的に遂行していく意識的な飛躍から、健気に超脱する私は、カモフラージュされているものをひっくり返し、その本質を見抜くように、見にくくなっているものが担う罪や形式なんかが、淘汰する所以や、投下される意識的な互換性によって、愛は深まるのかよと、通わすもののどれもが、隷属的であるし、磔にされた初期衝動的な罪の儀式化を終えた君の神は、たぶん宇宙が始まってから、罪を模様に変えたのであり、見えるようになった罪が君に懐いた途端に、過去を悔いて、なにかを恨むべきだというベクトルによって、リリカルなものは、ロジカルなものにすり替えられ、このように難しく有難いものに偏執しながら、恒常的な関連から、制度に付着するフラクタルなものにより、同族嫌悪を重ねる物質的な伴侶が打ち出すタナトスや、なつかしむほどにしみいる罪が計算する軽薄な理想から、自由を強調し、今に調教される者たちの救いようがない等差から、退廃的なモジュールに差し込まれる因果から放たれ、最初の会話を終えて、今にも踊躍し続けることにより、未熟な会話を飛び越え、怯えずに挑戦することに、値など要らず、徒らに逍遥しながら、しなびた価値を瞬く間に超越する。