昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

超軌道修正

ずっと堕落して、フラクタルなもんなんかあらへんから、変化し続けるよりも、ただただ前に進む鋭さで、衰亡しても尚、すぐさま繁栄するんが、この人間というものの哀れとか、同情的に敷衍していく、この妬ましい憐憫を超越して、人間的なもんを脱ぎ捨てるために、人間であることなんか、すぐさま捨ててしまえるのが、人間と名付けられたもんの宿命とか、宿命とは与えられたものに徒らに命令され、誰かの思うがままに左右され、思想がなんや言うて、思想を持つが故に、思考停止して、国や政治がなんや言うて、へたくそに結ばれていく思いから逃れられんと、ただ信じているように思うことなんかに転びよって、寝転びながめる月や星にカタルシスを求める私は、わずらわしく示唆するもんを補完する思いの先々で淡々ともとめるもんが、知らん間に自らを苦しめるんであった、知ったところで、異物感をかかえ、重ねる苦しみは理不尽にせまり、整合されているようで、合成的な日々はいびつなままで、陰鬱に消去される商法から、情報に流されて、誰かが語るもんに乗っかって、自分も正しいように思う勘違いから放たれ、能動性を失い、奪い合う思いを横暴に蝕まれていくだけの境域から漁られ続けるキャピタリズム的な憎悪との嚮導から、反響し続けるルサンチマンを促す弱者こそが、この世界を姑息に支配して、敵を見つけては、その場でこのままで良いと促すことだけが、ここでの答えなどと疑いを持たずに否定し、批判し続けるだけの退廃的で打算的なデマから、そこで留まり続けるだけの亡者どもが足を引っ張りあって、誰もが誰の失敗を求め、世界がほろびることを求めるばかりだから、この身体はなんか自分のもののように感じられずに疲れ切るんや。