昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

明晰

成層圏をくすぐる幼少期。不死身の猫が鳴く広大な意識の端々に神経的な痛みが走り、平等を謳う革命家は、自らの不満を解消するために求める権力により、自らを退廃させる。クソみたいな普遍性を指南する連中の独裁的な主観が散漫に謳う真理が世界自体を横柄に閉じ込めるあたりから、理解なんかを遠ざけて、流動する意識は制限を用いて、利己的に消費されては、たちまちに制限を与えて、清貧なものを謳いながら、騙されていくだけの精神は、猜疑心を生み出して、独占欲にあふれた正義は、次々と犠牲を生み出しては、はみ出すものを憎み、監視しながら、支配的な意識は、独善的なものが加工する動機が偽装され、暗澹たる一生が迎撃され、自らの罪を抱えていくだけの惰性な意識は、形式的に美化されるだけの怠惰な理想が利己的に高揚感を加え、空疎な自己が利己的に蓄積した苦悩が強要する強制的にチグハグな理想を加算される意識がドラスティックに攪拌され、憧れるほどに精神とは屈折し、誰かを求めるほどに、何かを憎んでいく。捨てろ捨てろと、うるさく付きまとう指。補足されるための過去から供給される理想などは、空疎なものであるし、そこで補完されるものが謳う満足などは、所詮は満足に至らずに、何かに浸るだけで、至らぬままに買い取るものや、威張り散らすためだけに与えられたもので、誰かや何かからの優位に立つためだけに、存在するようなものに拘束される。僕らは戦いたくは無いんだが口癖の国々。カタストロフ迫ると促すペシミストたちの夕焼け、ジェイソンがチェーンソーを振り回す夜の轟音。