昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

退廃的なモニュメント

安易に孕んだ思いがランダムに飛び交う。無慈悲に肥大化する過信が、猜疑心を生み出し、誰彼構わずに罪をかぶせては、良い気になるような連中が支配する偶像を突き抜けて、現実に行き着くためには、なにかを怪しむというよりも、なにかを知り、確かなものに書き換えるような間に、憎しみは滅び、笑顔が今を間延びさせ、些細な痛みなどにがんじがらめにならずに、成し遂げることに充填される意識的なものが食い込み、動きにくくさせる前に、最たるものを喪失し、粗悪な愛により、増していく苦しみを美化するよりも、新たな方法論を生み出す。絆も傷だらけになるネットワークでは、願いすらも潰えると、ネガティヴに旋回する時代的な憂鬱ばかりが敷衍し、システマチックな連中が示唆する支配的なものに共通する者が、選民思想により、支配を加速させる。墜落した彼らがフラクタルになるために塗りたくる黒から逃れるために、穢れを謳い、今を拘束するだけの論理的な濡れ衣により、能動性を失い、今に同化しては、チグハグな意思をつぎはぎにするだけの惰性な君の記憶が狩るためだけの獲物として、分断される意識に磔にされた神を崇拝するほどに、貪婪になる輩がこじつけられる意味との決別を目指し、酩酊するだけの退嬰的なムードに捕食され、進言されるものに抵抗しては、度重なる罪の意識が、権力を生み出しては、今にも見すぼらしく墜落するだけに至らせるための体制を生み出し、意思を踏み台にして、意識を奪うための統制から、力なく崩れ去るだけに至る余韻に浸るだけの、体たらくな人々との同一化を謳い文句にしている宣伝やネットワークにはうんざりだから、はみ出す者を落伍者に仕立て上げ、堕落しているように示すような普遍的な陶酔から逃れ、自らの正しさに行き着くような尊ぶ思いが淘汰する主観を眺め、見事に消え去る空間に敷衍していく景色が、形式的なものに染まらずに、自らの意思だけでうごめいている。