昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

絶えず巡る

神は遅いから無視して、時間を捨てた彼女のぺちゃんこな胸の中で粉々になったストーリーをリリカルなカッターで切り刻む先々では、汗だくで飛び上がる朝焼けに孕む意味の彼方には、過去も現在も未来もただ平行だし、そこでつながるものなどは、瞬時にやせ細って、補足されるための物事が行動を取られなくさせるために生み出される絶え間ないためらいの中では、自分ではない何かが、自分の中で絶えず繰り返し生まれ、奪われるだけの今が肥満する前に、あるいは不満に震えるだけのストレスをカットする屠殺者たちの悲観的な叫び声が、観点を曇らせ、見えにくくされる前に、一切とは、捨てるとか始まる以前に、恥を捨てて、君の膨らんだお腹が錯乱する前に、毒されるためだけに生まれた権利だとか、規律なんかずっと糞食らえだし、クソ暗い路地を徘徊する原理的なゾンビたちが謳う互換性なんかに寄りかかる世代間の不安がさらなる格差を生んで、今を恨むがゆえに攪拌する未来が嫌いになる前に、君を迎えに行くから待っていてって言ってたのにもかかかわらず、君は信じるということを知らないから、時間に駆られて、衝動的な愛が運命かのように勘違いして、時間と共に散ってったし、何かを信心しても狂うだけだし、自分しか信用してないから、誰かを崇める必要なんてない。君の洗いざらしの髪の匂いに感化され、創造的なもので昇華するために、絶えず書き連ねるのかと、実体すらもないのが、この存在というものであるし、照らしたり、そらしたり、見えなくなったりするだけで、この存在とは、認識すらもあやふやになるだけだし、惰性に結ばれる果てには、苛むだけの記憶を唾棄する。契約のためにたむろし、ためらうだけの世界ならすぐさま捨ててやる。