昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

束ねる先

実りある日々と君。あてもなく彷徨いながら、泡沫の自由に現れる顛末に溺れて、面影も不確かで、情緒すらも潰え、得たものが不自由に変わるような余韻に迫る因果も、多目的なものを用いて、率いる理由が悲観するだけの怠惰な苦悩にすがる姿が滑稽であると、制限すら持たずに、保たれる意味にもたれかかるだけの今日に、調和などもなく、長じる所以が引き取る意味が隈なく理由を蔓延らせる。充填する憤懣から逃れ、清貧な夜空を駆逐する戦争の音が、腐敗させた銀河に腰掛け、安易に製造される心理を読み解き、みすぼらしく結ばれる睦じい姿がきらめき、厭うだけの背中が寂しげで、健気なほどに補正される今に重なる無益なことを往復している間に、この命とは尽きてしまう。考える隙間に瀰漫する思いが流動し、動詞かなんかと結ばれて、楽しみがなくなった後にも、笑い飛ばすような強靭さを蓄えて、手なずけられるよりも速く飛び立つ。外観を破壊し、はびこる悪意を叩きつける欲動と青春。機影にズームし、印象にとろける先で吐露するものが延々とひろがり、配布された罪を引き延ばすだけの価値を乗り越えて、軽薄な余韻に形成された意味との決別を終えて、応用されるだけの痛みなどを感じるより早く生きる。狭量な彼女たちの文句が鼓膜を突き破り、備蓄される苦悩が脳幹をいじくり、空疎な自己を肯定するために、ためらわずに超克し、そこで克己するものが永遠を超えて、凄艶な時に印象付けるために、この存在とは、ここでの意味を脱いで、自らに行き着き、誰かが引き継いだものを引き離して、あらゆる疎外感を超えて、自らを肯定し続けるのだ。