昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

超克

真綿のような日々に艶めかしく縁取られる普遍的という偏執から寝返り、偏狭か輩が示す差異や、生かされているという事実を押し付けるだけのルサンチマンを蹴散らして、戦慄き不自然に泣くだけの君の代償が打ち付けた罪などは、自分で勝手に消費してくれと、盗難された思いを普及させるほどに堕落する人々の生活なんて知ったことではないし、そこで構築される儚さを排出する人混みで軽薄な理想を謳い、理性を失うだけのケミカルな一体感な騙され、苛むだけの日々が疎ましくからまる。ニコチンに汚された魂、定まらぬ思いが孵化する先々で対立を深めては、酩酊し続けるだけの人ばかり。頭が幼稚なものに支配され、抵抗することを忘れ、還元されるものだけが機関を設置し、今を踏み台にし、支配する喜びを敷衍させる歪んだファシズムに利用される自分自身を虐げる自我の中で、がんじがらめになる時間が放つメタファーが憎らしく消費する指先。踊り続ける意思は際限なくサイクルを繰り返し、意識を摩耗させ、生きるという欠如の中に含まれる魔物と対峙を続ける。対比されることで生まれる汚穢の彼方、加担する罪の上部を掬い、日々に迫る憎悪のようなものが、テクノのように一定のリズムを孕んで、ランダムな一切は偽装され、乖離していくだけの意識は、次なる意識を借りては、違う自分を絶えず消費していく。このような瞬間的な尺度により、借用される自己を包括する空間や時間を持つから、ただ肉体は処理され、崩壊するためだけに存在し、そこで保たれるものなどは存在せずに、即座に消え去り、融合し、高揚しては、次々と新しいものに変換され、補完しても尚、足りないという意識に駆られ、追われるだけの意識は、敵愾心を生み出し、ニヒリズムに浸り、破壊するだけに費やされるような生き方を、普通であると認識する。