昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

言及

明晰なものもなくなり、くたばったりのさばったりするものにのらりくらりとしながら、真理などに行き着いても、やがてその真理は灰になり、今に斟酌しながら、しなびた意識は散漫な季節に関わり、君が居た意味や、そこで与えられた値なんかを無視しては、情報の中で数値化され、そこで近いものだけを愛するような妨げや、すり寄るものに互換し、勘違いを引き起こしては、手なずけられるだけに浸る苦悩のツールとして、つたない命は閉鎖的な愛を解約できずに、つぐないがなんだとかうるさく付きまとうし、そこで依存するほどに、貢献度を謳い、査定される間柄にそぐうものが偶像崇拝を続けるものに反し、誰かが語るものの一切から放たれ、はびこるものから脱し、善悪を謳う流動的なセンテンスから解かれ、真実などは、そこで快諾されるほどにあやふやになり、事実などは、誰かを攻め立てるばかりで、なんら正しさを持たぬから、互いを恨み羨むばかりで、今に尽きるものばかりであるし、そこで捨てても、くっ付く物事は、即座に偏りを示しては、今に紊乱なものを引き延ばし、新たな病で世界自体を覆い尽くし、違いを謳うものが攻め入る過程に基づくエゴが迎合するものにより、晦渋になる場面には、新たな情報というナイフが降り注ぎ、誰彼構わずに切り裂いて行き、行き違いになった君との袂を完全に分かち、あらがうほどに能動的にくらう事実は、信用を謳うばかりで、本質すらなく、傀儡と化する快楽的な異物を加算させるだけの朦朧とした亡者たちが独占する今などは、瞬時に消費され、目の前のものを愛せずに、ただすべてを枷に感じるだけで、肝心要なものを見失い、完全性を求めるほどに、真実を見誤り、自らを陥れるだけに至る。