昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

価値転換

ひとつになろうという祈りに似たもの、崇めるひとつが連禱を重ね、強固な願いに変わり、今を歪ませる。私の言葉も文字もあなたのもの、それだけでは足りないならさようなら、乳白色の肌をなでる無意識下の風、足指で描く哲学的な焦燥感にゆだねたメタファーが浸透していく一切の家庭に退く豊かさの証拠が生きることへの枷に変わるまでの、貪婪な軌跡が覆いかぶさり、一切は無様な換算を続け、短絡的な病に浮き沈みするリズムが、理性を損ない、ただよう意識的な凡庸さに生きていたいと願うための代償をつのらせる多目的なもつれ、みすぼらしくうかばれないラストに備わる致命的な言い訳が、延々と現実を歪ませる。似た者同士の生活、結界は破られた、と羨む君の湿度、モジュールから現れた簡素な罪が感染して、肺を白く濁らせ、その痛みが支払い分だ、と促す等差から退廃的な傲慢さが加速して、意識に枷を嵌めて、徒らに消費されていく文明が促す紊乱さに即座にヒットする面影が加速して、追憶に貧する行方は、自らの影を追うほどに能動性を失い、征服欲なんかを用いては、自らを維持するために、国家的なプロパガンダを重複するような心理的な罪がパンデミックして、リリカルなものを喪失するから、加算されるだけの偶像の道具と化すまでの季節にねじ込まれる罪に似たものが形容するものが、不自然にここで集まり、小さなカオスを形成し、計算され尽くした、今あるものが超然として、ここを枯渇させないで、延々と潤わしていくための絶え間ない闘争から数百億年という時間の中で、事実や空間を着せ替え続けては、終わるものもなく、ここに備わる限りは、誰にも永遠性は備わり、そこで終わるものがある限り、自らは始まり続けるのであり、その場から消えない限りは、自らが織り成す永遠性により、制限などなく、今ある確かさを形成し続けては、そこで終わらぬように、と加速し続けるものが実体化し、実施されるよりも速く、自らが生み出すものだけが、真実であることを知り、また自らを疑い続ける限りは、そこでの進化を止めずに、創造的な飛躍を遂げるべく、自らにぶつかり、自らをも破壊し、身体を捨てたあたりから、光はあふれる。作業的な時代はいらなくなり、そこで習っていたものも不潔なものに変わり、誰かが促す信心や損得には栄養なんて備わってないことに気付き、科学が織り成した進歩も、真実などはすぐさまひるがえり、新たな事実を継承し、新たなものを出迎え続けるような寛容さを蓄える。ただ、何かの貸し借りにより、この罪は可視化され、ただよう意識的な罪の海辺で戯れる標本化された孤独たちが、標本の中で磔にされ、そこでモデルケース化した罪の中でしか働きを加えないようなイメージの枷を自らに嵌めて、意識をがんじがらめにする。