昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

希望

ひきこもりのコウモリたち。やぶれたTシャツから覗く変な歌。蓄積した痛みが可能世界に服従せずに、宇宙を引き裂いて、磊落なクズとして生きる私。性的なエネミーを見つけては、性悪説をとなえる宗教的な奴らのやっかみに耐え、爛れた感情からは絶えず憐憫のようなものが垂れ流れ、退廃的な嗚咽を繰り出す分かれ道。さよならを告げた橋の端と端では、名残惜しさをそこに残し、そっけなく去っていく思い出たちがそこにとどまり、そこだけの永遠性をたくわえ、制限を持たずに、中庸を守るために絶えず戦争し続けている面倒くさい日々に別れを告げ、うとましい日々にからまる渇望なんかが、絶えず欲をひきのばしては、そこで悲観的で卑近なものを巻き込んでは、楽観的に生きることを知らないし、考えすぎるだけで、解決策も知らずに、ただ現れる日々を現れるままに受け入れ、ままならぬ日々は、あまりある意味の中で屈従し、祝福などを謳いながら、絶えず反乱し続ける意思は蓄積される意味の奴隷のままである。祭り上げられた意味を崇める君の無神経な感じを解脱させるとか、言い放つような連中の言うことなんて、信じるはずもなく、生きていることが極楽浄土であるし、絶えず訪れる不安や恐怖をも自らの味方につけ、見方を変えれば、すべてはフラクタルで考えかたを変えれば暗くなるよりも、明るくなるし、明るさを失っても、今に和むから、現れたぬかるみに足を取られても、いつかはそこから抜け出し、駆け抜けてく。しあわせな午後にいつしか疫病が住み着いた。あらがうほどにあらゆる原理は進化をやめ、災厄により世界は絶えず破滅に追いやられても尚、ほろびることなく生命は何度も何度でも息ふきかえし、だった数千年で文明を築き上げたという強靭さだけで、私たちはいつもしあわせであり、いつもいつまでも笑顔のままである。