昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

空洞

バビロンの機械クライスト、お前の死なんて誰も食うか畜生、知恵も死に絶えた後先、ツノの生えた夜が恐竜みたいで素敵だし、森羅万象を飛び越えて、博愛に満ち満ちた世界を形成するために、既存の世界を詆るために、哲学を学び、額から流れる血で思想を描き、飢餓しながら、さながらにしなびた記憶をまさぐりながら、狡猾な時代もモラリストやニヒリストであふれているから、堕落するだけだし、打算的なアイドルにひれ伏す者たちが、愛に似たようなものを魯鈍に捕食して、銀河みたいな皿の上で広げた意識が吐瀉を続け、懈怠するだけのファシズムを応用しながら、似たような権力を用いて、研鑽される日々とは悲観的な連中の支配をポップアートに変えるために、スクリーンシートで加工された論理的な疎外感の飛沫をあびる空疎な時間から排除され、数分間の優越にひたるために有名になるなんて馬鹿げているから、健気にひるがえす今が独占欲を捨て、ステイし続ける先々で貧相な連中が理性をそこない、時間を売りつけて、今を無駄にするための行動なんてものにより飼いならされ、買い続けるもののどれもが空疎なものであるし、失ったものを取り戻すのに必死で、未来を作り上げられずに現実に苦しめられるような時代を変化させるために、官僚支配的なものすべてをひっくり返し、自らの手に権利が与えられた途端に、官僚支配的なものよりも簡単に壊れてしまうのが世界であり、どれもが何かの回り道を続けては、どっちらけになり、散らかった意思はいびつなものを形成し、自ら用いたものにより下処理を加えられ、家庭に配られるバラバラの肉を傍観し、足るを知ることを謳うほどに、まだ足りないともがくから、苦しみとは絶えず自らの前に回り込み、孤独を漁り、すべてを吸い尽くしミイラになるまで、自らが自らを苦しめ続けるの、だ。