昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

幼稚な言語

能動的な青春の指針、人工的な楽園の中で加速する悪がコケティッシュにかがやく、気配は散漫としていて、いぶかる先々では吐血を繰り返す古い本棚の奥底で模倣する森羅万象を司る真理などが韻律を加速させて宇宙を形成しているのかと、加算される原理が遺伝子工学を破壊し、真理こそが犠牲を孕み、正義を貫くために絶え間ない季節を折り込んでは、退屈な日々をいびつに形成させ、互い違いになる意識が高次に至り、浸るだけの今などをたおやかに消費し、資本主義の折り返し地点から、新たな主義と実像を作り出す。見えない敵という新たな闘争、身近な人すら疑い、その疑いがやがては憎しみに変わり、闘争はいたるところで生み出される。新たな闘争により気付いた者は、もう誰も信じず、自らをも疑い、次々と今を刷新し続ける先に待ち受ける無すらも超越し、短絡的なニヒリズムをも破壊し、モラリストが謳う原理的な革命に包括されずに、目につくものすべてを純粋に破壊し尽くすような快楽主義的で独善的な悲劇が加速し、信じる者とは、報いを受けるべきだ、と促すような宣伝の隙間には普遍性により閉鎖的になった輩を簡単にファシズムに移行させるような過激さを孕み、自らを咎めるように、他者を咎める快楽に浸るサイクルにより、怒りは増幅し、復元され複製されては、誰彼構わずに感染を拡大させる。それは狂乱を享楽に変え、簡単に消費されていたことの反動により絶え間ない怒りを波及させる。詩を編み込み、価値など無くしてしまうためにリリカルな方法論を携える。かなでる心音が街灯と入り混じり、瞬く間に心にタグ付けをほどこす。制限を加えられた人々の恍惚、誰もが短絡的な考えにより宦官と化し、カスタムされた精神は成否を製品化し大量生産され、些細なことを倒錯させるために働きを加え続ける。複製される真実が意味を覆い、事実をわかりにくくさせ、事態を括り、姿形さえあいまいになり、最たるものを破壊し、悪意を蔓延らせ、罪の意識が敷衍して、普遍性を快楽に変換し、同調してゆくほどに増す快楽の傀儡として、システマチックに謳われる動機に緩慢になる精神が生死をすなどり、政治的な選別を繰り返すジャンキーたちの独占的な支配への到達、瞬時に淘汰される私たちの慟哭などは聞こえず、ノスタルジアで氾濫する意識的な混濁が呼び起こす分裂的な気配に定められたものが連帯感なんかを用いて、継続的な支配が始まり、今を改ざんしては、惨憺たるものを吐き出すだけの堕落した彼らの惰性な正義により、制約を用いて、今を統括するために統合された精神を引き剥がし、あらゆるものを不平等にするだけの思想や主義などを超えて、システムとの別離を企てるための哲学を書き換え、換算されるだけの醜い身体を調律するために、絶え間ない争いを続ける人々の言葉や文字から抜け出す。