昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

情動

花火の鼓動。反宇宙論的に存在を忘れるために、おおらかに大気を吸い込む。我々は独善的な手法で存在自体をオモチャに変えるのだ、と外宇宙から現れるシュールレアリスム的な観念がスムーズにヒットし、脳内をめぐる煌々たるエンドルフィンが恋するほどに生み出され、誰かを愛することは眠りに溶ける前の麗しい感覚に相似し、今に酷使された身体をすり替え、前衛的なガイア論の中ですり替えられる憑依した後に空になった身体に補完される完全な安全性という母体の中での記憶を加速させ、意識の枷を外し、組織という権力的な枠を破壊する。覇権を用いて実験的に駆逐される畜群。追憶に貧する闇夜を照らす軍隊の明かり。明敏な深夜が自立して、悠遠に開かれる恒久的な持論が散漫な世界を興味深いものに変え、世界から独立し、自己の中での国との同期を終え、演繹し続ける先に超過していく意識は絶えず今から逸脱し、隠微な結末に注がれるカオスが可憐に花開き、君と誤解や、悔悟を綴る行き先から放たれる。すべては行き過ぎ通り過ぎただけのものであるし、ここで引き伸ばされていくものとの邂逅や互換を終え、凄艶な時に複製されるだけの真実を超越する。