昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

地層

機械的なロジックを泳ぐ魚、接続される日々の豊かさなんて感じられるわけもなく、ただ隔てられるいびつな季節の中で加算される動機が意味を奪うだけに至らせるための哲学的な理想が模索する未来が無作為に人を討つ間に、惰性になびく君の異質さに加勢し続ける思いが空腹を癒すために迫る動機が枷に変わる。くたびれ道理をむさぼるカラスたちが泣きわめく朝、あらゆる犠牲が踏みにじる今に思案し、擦り寄る意味が飛散する容易な結末、剰余するものが判然とせず、はびこる悪意をすなどるバビロンが巨大化し、太るだけの都市間に比例するものが今を破壊し、欺瞞を吐き出す人々のたわむれが薄気味悪く、かさばる動機が秩序を破砕し、現れる原理がカタルシスを求めて、老いぼれるだけの瞬間に蹂躙する奴らが申告する罪から逃れ、重複する真実から解き放たれる。路上で売り買いされる夢や幻を追い続ける先に現れる人工的な楽園で、オートマチックに文字を書くボードレールの亡霊が泳ぐ刹那、汚い楽器売りが満たす果汁の痕、みすぼらしい道を歩いては、札束で叩かれる人々の歴史には、時間という概念すらなくなり、ただひたすらに汗水流して云々という権力が促した美辞麗句に促され、ただ純粋無垢なフリをして、明るい労働的な宣伝を促すコマーシャリズムが君を操作するというよりも、親や先祖代々抑えつけられ、諦めるほかないように、考えられないように、働き続ける先には、少しの余暇と、少しの給料が癒す暴虐な忘却の中で、体制に入り、はびこる悪意を手なずけ、自らをなぐさめるために、自らの道理に反するものは徹底して攻撃し、疎外させる的な思想を持っては、自らを破壊するように、他者を責めることでしか昇華できないような間柄には、愛などは初めから存在せずに、せいぜいそこに収まるための目的の中で敵意を増やし、求められるほどに恨みつらみを加速させ、敵愾心に震える君の愛が自らの枷に変わり、その愛もゆがみ、ただ憎むことでしか、その愛を表現できずに、ただ敵意だけを増やし、複雑な自己愛の中で提示されるものに惑わされ、真実すら見抜けなくなるような愚かさから救うために、愛とは存在するのである。