昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

表面

海の皮をめくる、表面はプリンのような感触、まだ暑い日差しを受け入れながら、巷の風を浴びる。散々な午後も遠のき、優劣すらなくなる物事の背面、怠惰な日々に攪拌されるニヒリズムをすり減らす高尚な夜、満ち足りないから、と裏切り荒む帰り道では、歯止めもなくあふれる歪んだ感情が、環境なんかを破壊する頃、短い自覚から、軽薄な理論をすなどる幼稚な奴らの不満足な故に謳う欺瞞やら、不完全な故に今に疲憊し、確約されるものなどは、意思に際限を生み出すだけであり、今を支配するためだけに、いびつな敬神やらを求め、精神構造を打ち砕くほどに病んだ音楽の鼓動やらが、約束を果たすためだけに、ここで装置的に生み出される打算的な観念を捻出し続けるために、いたずらに消費されるだけの彼らの日々に確約されるものなどが理性を破壊し、絶えず蔓延る悪意に加担し、偏りを生み、騙すためだけに、裁かれる日々の中でためらわずに盗んだものにより、より良いものを生み出すとか言い放つ奴らの言いなりになんかなりたくもないし、快楽的なままに消費される意味を引き摺りながら、悲観的に促すものが即座に苦しめるだけのいびつな今に肥満化していくだけの堕落した甲斐性なんかがしあわせなんかを誓うことに、永遠の愛なんてあるはずもないし、あいまいに制限されれ日々の中でカタストロフに至るだけの関連性が劣悪なもので加工する間に、擁護しきれぬものが、誤用するものにより枷を嵌められて、派生するだけの意味合いの中でいい気になって騙し合うだけの今に肥満するだけのだけの惰性な日々に別れを告げ、この健気な静謐さにゆだねる清潔な今も、途端に汚されるだろうし、惰性に結ばれる意思は、醜いものを携えては、途端に憎しみだけを同期させ、世界の根源とは、あたかも汚いものだけで成立させられている、というニセモノの還元から放たれ、この世界とは、意外と静かなものであることを知る。