昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

意思の翅を広げる

所詮は答えにすら近付けずに、正解の配下になるだけのアカデミックな奴らの地獄、この世界や国や社会などは、そのような連中の支配を受け入れている従順な奴らがもたらす普遍的なものによる侮蔑なんかにより拘束される現実の道具と偶像と偶然に支配され続けるためのお告げを聞く便利な耳を切り落とすためだけに、この命を引き延ばしたり、縮めたりしている。考えることだけが、唯一自分を昇華させることであるし、機械的な道理や動機を飛び越えて、延々と転嫁させるだけの同化よりも、鮮烈な消費や初期衝動により、状況は悪化するばかりであるし、あらゆる変化を旋回する一部始終に重用されるものなどは、散漫な論理を率いて、迎合されるために悲劇的な者を演じる先には、ただひたすらに消費されるための、あいまいな理想をかかげ、理性すら損なわれ、ただ追われるだけの日々の歪さに苦しみ悶える先には、老い続けるほどに苛むだけの記憶が、誰かを羨んだり恨んだりしながら、萎びた意思にわずらわしく絡まる行き先が規制を生み出し、正規品を演じる君は踏み台にされ、消費されるためだけのあいまいな人間になるだろうし、謳われる権利により枢要さを偽装し、犠牲的な正義に寄りかかる誠意などが、清貧さを謳いながら、保たれる先にもたれかかるだけの日々の規律などが制限を生み、犠牲的な者を演じ続ける君は、価値の家畜となるための教育を施され、うわべだけのもので取り繕われた今が陰湿なものが生まれ、誰かを差別的に消費しては、歪なセオリーに目録を授け、ズケズケと入り込む浅ましい敗北感により、理性はそこなわれ、そこかしこに過信が生まれ、奪われるだけの惰性な引き延ばしにより、離散する意識の汚穢が濁流のように迫り、井蛙な儀式に参加し、確信もなく彷徨う先には泡沫の理想にうなだれ、迂回する先には、最たる意味も不潔に感じ、関わり合うほどに猥雑なものが見えてしまい、すべては煩わしいものであるし、今に妨げられ、連綿とした行き先につながる物語は、自らの力だけで作る。そのような決意だけが、何も求めなくとも、何を守るわけでもなく、ただままならぬ思いが貪るものが旋律を蓄え、今を昇華し続ける。