昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

創造的な素材

モーニング・グローリーみたいなロールケーキに乗って、しびれた大脳がレゲエにゆらぎ、犠牲的な観念をうながす信仰的な主観を駆逐するために、ためらわずに君を裏切る。恐れてばかりはいられないから、苛立つままに殴打される身体を捨て去り、凡庸な価値を飛び越える。豊かなのは、このなけなしの身体で貶されるだけの日々を捲り上げ、ひたすらに突き抜けることで、与えられた答えを超越して、さらに愛のようなものを絶えず生み出して、互いの火の粉を振り払い、剥き出しの健気さで、磊落のままで居て、勇躍し続ける先にはシステマチックなものすらなく、ただすらすらと誰かの考えを自分のように喋ってうぬぼれることもなく、枯淡になびく果てしない私欲の虜になんてならないように、与えられたもので満足しないように、培ったものや誓ったものなどに左右されずに、ただ贖うほどに争いは生まれて、連帯感や同調が同一化を求める間に、共感性などを謳い、紛らわす苦しみに呆けるよりも、もともとのものがねずみ算的に増えるとか騙し合う君たちの豊かさが邪魔をするし、事実はただひけらかし誤魔化すためのアイロニカルな隘路に変わり、路地裏では朽ちた君の身体が虚しさを発散する様に美しく輝くのだ、と促すペシミズムに引き摺り回されないようにするためには、生活になどすり寄らないで、宇宙的な偽装を企て、超越するための創造を、考えるという超克の行動を、何かと同化して、意識を鎮火させないように、何かを産み出す活力だけが、この命をつむぎ続けてきたのであり、汚いと欲望などはなくて、ただよく生きるためには、必要なものではあるが、不必要なものでもあるし、あらゆる痛みを孕んでは、はびこる悪意が偏りを示す間には、怠惰な正義しか生まれずに、ただ犠牲を踏み台にして、成り立つ正義がいきり立つような現在などは、偶像を崇め、偶然を愛し、自らを厭い、事実を水増ししながら、プールされるものを、あたかも自分の物のように威張り散らすような虚栄や虚飾のインスタの中や、街の中でのマルチ商法的なものからパージされるために、自らが肥料になり、無から無限に、無限から収縮し、また一切に広がり、広がる先には絶えず未来だけがあり、ことごとくは統合されずに、いろいろなものが、いろいろなものを含みながら、成長し続ける。