昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

真理をかじるネズミ

電脳世界を泳ぐ魚たる私、やさぐれた末端が真っ赤に染まる聡明な過去、たおやかな表情の裏で拡散される悪意が持ち込む教条主義的にいなす先には、たくさんの欠如を孕んでは、事実とは無垢なままに消費されることに持ち出される罪の意識を儀式的に消費する悪魔的な君たちを標本にして、額縁の中に折り畳まむ。その中には次元や時間などはなくなり、ただカサカサになる自己を塗り替える外からの影響などが、自身の空っぽになった心に入り込んでくる。屠られた感情にめり込む音階、羊飼いたちが鳴らすホルンで憂鬱になる君の過剰摂取した夏の日、散りばめられたメタファーにサインインして、インタラクティブな遊び場で原理的な利便性を講じる理論武装して使い切るために従わせるような言葉には、なんの平行性もなく、ただ抑圧するためのうわべだけの正しさなどが示唆する支配的な構図から解き放たれ、晦渋なものほど、子供っぽいものもないし、難しく考える先には、最たる意味にすら屈従しないような子供らしさにより、自らを強靭なものに仕立て上げるような卑屈さが備わり、君を簡単に傷つけたり愛でたりして、めでたしめでたし、と終わるような出来合いの物語の中で帰任するものが認可するものに擦り寄り、寄りかかる意思は、より良いものなどを謳い、世界を閉鎖的にし、何かを憎むことにより、幼稚な理想は利用価値などを用いて、誰かを支配し、縛りつけることだけに重きを置くから、趣すらなく、ただ何かを破壊し、すがるものを蹴落としてまで、誰かを支配しようと目論む間に朗々と消え去る刹那に狩られる思いが訝る物事の淡々とした冷酷さにふやける一部始終、森羅万象をすなどる過程から、縁取られた君のあいまいな存在が行う思考的なゲームを続けて、つたない理想を積み上げる間に健気さすら損なわれ、そこかしこに微量の毒素を含んだ悪意が、この空間を支配して、安易に締め出される思いに訪問する物事が、ことごとくに合致することにより、簡単に排除されるだけに至るような闘争により、倒錯し続ける精神は、破綻するだけに至り、自らの苦しみを往復し、横柄なものにより駆逐される。