昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

道理

どんな高い買い物より、君が生きていてくれればそれで良い、とうろつく落伍者が、惨めな自分をカタルシスに至らせるために騙る文言がセメタリーへ、と運ばせる道理を保つために、建前の正論が今に制限を生んで、孕む意識が模倣するものが模範されるべきものと崇められ、囃し立てられ、そそのかされるだけの日々を素知らぬ顔して通りすぎる人々が縋る今につのる儀式的なものが猛威を奮い、線引きしたり篩をかけたりしながら、犠牲的な観念がみちびく結末に神を利用したりなんかして、したり顔でのっぺりとした自由に従事して、正しい者を演じるような現在に現実味などはなくて、すぐさま過ぎ去る今を追いかけることで精一杯の君がいびつに仕立て上げるものがもたらす苦しみなんかが理不尽に迫り、せめぎ合う結末などが利己的になぞる答えを塗り替えるために、ためらわずに闘争し続ける間に倒錯する理由が理性を損ない、ないがしろにする意味が退屈さを引き伸ばし、悲観するだけに至るような結末を嬲る獣たちの流儀なんかで隆起する地面を眺めて、ひたすらに時が過ぎることだけを待ち続ける間に惰性で生まれる時折に荒む間柄が定義を持ち込んで、独善的に対処することごとくが罪なんかを利用し、君を抑圧する君という存在は、せいぜいそこに埋まるか、埋められるかしか意味を持たない、と嘯く権力との懇意であることをやめなければ、即座に権力に利用され、理由づけるための法や契約や規約の間でがんじがらめになる。身動きがとられなくなった今に囚われ、過去だけの虜になり、今に一喜一憂し、疲れ果てるだけに至るような関連性の中で連関するものが煩わしいものを生み出し、自らが生み出したものを排除するための排外主義が加速し、惰性で引き伸ばされた命は、自らの卑しさに疲れ果て、誰かを否定し、批判することが、あたかも生きているかのように仕立て上げることに専念し、生きていることも忘れて、誰かの揚げ足をとり、すべてを見失う。