昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ドラマチック

宇宙の尾を掴む原子や微生物、派生する理由は理念によりこんがらがり、正当性や正義を忘れ、途端に暴走する。すがるための理由を生産して繋がれて来たような繋がれた命、共通する概念に駆逐される以前に定めもなく彷徨う狐、均等な位置から孕んだ言葉が雨のように降り注ぎ、無価値な連中を退け、自らに帰り着く。大胆な結末が嬲る青春の午後、痩せこけた天使の腕、君のイデアに突き刺さる思い出、壊れた恋歌からあふれる憎悪がなんかシステマチックで、汚らわしく厭わしい今を刷新するためのエモーションが保身なんかを謳い、与えられた意味が擁護する先々で対比される言葉なんかが支配的になびき、嬲られる瞬間に与えられた物語が使命なんかを用いて、私を拘束するのが耐えかねないし、たび重なる恐怖を絵文字かなんかにして、通わす意識が儀式的に征服して、複製される真実や、復元される現実にはサヨナラを告げて、与えられる償いなんかが猶予を用いて、今を強制的に支配して、芝居じみた部屋の中で鮮明な余韻が想起するものが征服欲なんかを満たすために未来を踏み躙り、不安に感じるほどに増して行く猜疑心が戦争になんかになり、ないがしろにした主観があまりある意味を引き取るほどに、私たちの生活は清潔感を失って、胡散臭いものを引き伸ばしながら、奪われるだけの生活で、清潔などを保てるはずもなく、日に日に汚れるだけの今を超克するために、未来を作るのであるし、わからないからこそ生きているのであるし、生きてるからこそ生きているだけであって、生きることに理由なんかなくても、それはそれで良い日々であって、そこで何かがあろうがなかろうが、継続されるのであるし、時間からは死なないかぎりは、置いていかれることはないし、たとえ置いていかれたように感じても、時間は先に進むばかりで、追いつくことも、追いかけることもできないような間で、理解や利権や危険なんかがごちゃ混ぜになって、正義とはゆとりにもならず、とっかかりになるのは悪ばかりで、漠然とした不安の中では敵を作り、その敵を怪しんだり攻撃したりすることで得られる簡単な満足でしか、君たちは生きた心地を得られないような生き方なら、いちど解体して、変えたい自分に習うよりも、誰かが謳うチグハグな思想に加担するよりも、より良いものをつくりだすために、ためらいなく自分を書き換え破棄して、新たな自分に擦り寄ることもしないで、自分からすら逃げまくり、何事にも誰にも捕まえられないような変態で居るべきなのであるから、普通などを崇めるような狂信者になるための教育から放たれ、いちど自分の静寂に戻る。