昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

同胞

あんたが何をしようが私には関係ないし、ましてや増幅する苦しみを機械的に見繕っては、自らを正しい者のように仕向けるような間から気配は即座に失われ、なあなあで引き摺る値やらが、今を拘束して、充実感などを奪いながら、長らくせめぎ合う日々にもつれ、もたらさる苦しみを処理しながら、シナプスに入り込む問題が彷徨い、幾ばくかの可能性から、世界的なものは破壊され、そこで疚しくたむろする君の喜劇的な記号や、アンニュイとしている姿に弔いなんかをして、裁かれるだけのあいまいな心情にシンクロしていく様子が、なんとも悲しげであり、その悲しそうな姿を優しく愛撫し、可能世界の中で裏切りを続ける私が、ただ孤立しても尚、貫く。つんざく比喩の風、冬の汗、飴色の青春が進路を妨害して、忘我になびくことごとくに収斂し、周辺を間引くための躊躇い、たどたどしい言葉の陰りに住まう空疎な自分の定め、裁かれるだけの日々から勇躍するために、あいまいな身体を破棄する君の痩せた身体がふわふわと飛ぶ。やさぐれた君の過剰な青春、征服欲ばかりが真理を考察し、原理的な闇に備わる過激な理想により、理念を奪われ、ただ端的な公序良俗から離脱し、提携文が垂れ流れるものが領土を奪い、倍速で進む命の波形や、経過するほどに景観は損なわれ、なあなあに啜る義務的なものから超越するために、ひたすら自分の思うことだけを信じる。くたびれた約束が世界を包む、無関心な輩が悩ましい思いを従え、転用されるだけの理由を衝動的に交わる。望みすらなくとも、目を凝らして、希望を見つけるために、誰かがうそぶく真実や、自らの保身のために嘘つく偉いだけの連中が示唆することなどを無視する。