昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

会釈

結合していく命に血筋すらもなく、すべてはひとつから徒然なるままに生まれたのだ、とうそぶく真理の熱病に苛まれ、ささやく嘘の間から滑落していく悲劇的な連中が示唆する支配的なモードに反して、はびこる悪意を食い潰すだけの意味が乱立し、社会的な倫理観がランダムに迫り、適応すべきだ、と迫る間から曖昧な支配は進み、荒んだ命がほどこしなどを求めて、互いを脅し、強要される同意により行為は自らを滅ぼすための正義などを捏造し、そこで提示されるあやふやなものにより意思を欠落していく。犠牲的でギスギスしていて、過ぎ去ったもので未だに批判し続けるだけのやましい魂が加える働きにより生まれる憎しみの尺度、あらゆる制限により、空間的な敗者として適正から離れて、この病が進行するジャングルを彷徨い、決意すらもないこの世界の代表者などは、ただ自らの保身ばかりで真意を持たない木偶の坊であるし、誰かに従属して語られる物事などに擦り寄る君も、より良いものがなんであるかも分からずに、変わらずモヤモヤしているだけだし、一貫した理想を問う私の同胞たちが培うものが芽吹いて、女々しいものを駆逐し、権力的なものを超越し、ただ理性に制限されているだけの生活などに清潔感もないし、管理されて、そこで苦しむためのシステムを超克して、普遍的なイデオロギーが示すあいまいな悲観にさえぎられることなく、裏切られても尚、強靭な足取りで止まらぬように、突き進む足取り。まあいっか、とたまには手なずけた意志すら投げ捨て、またはただただ拾い上げる罪には意味がないから、と伝え、たどたどしく歩むことごとくが引き連れるものが延々と鳴り止まぬ思いを靡かせ、枷を外し、止まらずに君の元へ、と走り続ける。