昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-02-07から1日間の記事一覧

卑賤

精神的な限界を迎え、人間の終焉と共に消え入るのか?はたまた、経済的な限界を迎え、資本主義と共に淘汰され、快楽と欲望の白昼夢の中で隠滅するのか? 自己を存在論へと投下し、自らを猜疑的に招く概念から解脱し、あらゆる原理や、原因から乖離し、あらゆ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 人ごみが嫌いだから、孤独に苛む季節と抱き合い、徒然生きるあたりに、幸など要らず、ただ当たり散らすクラクションが日々に響き渡り、輪唱する神話が嘯き、道端に秩序などを生み出すから、糞食らえと叫び、受理する思いが不当な…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 監視される人々にバイバイして、寄せ集めの感情が、夜の帳に磔になり、馴れ合うだけの思いが堕落しては、捲したてる思いが必死に泳ぎ切り、抜け出す痛みが、だんだん迫る労働的な観念や、義務的なものを放つ動機が、地つづきにな…

永遠との邂逅

静かな夜は、恋人たちのためにあるのでは無く、考えを、最も深い場所で孤独を捻出し、あらゆる原理を超越しては、応用される理由を超克し、自らの永遠性を生み出す。私は、何よりも純粋で美しい正義が好きだ、などと促すような支配的な観念が、大嫌い、だ。…

無知な明日

恋い焦がれる思いも、 あこがれる、と転がり、 奈落の底で出会う どっちらけな思いが 強要する動機が 輪廻転生し、 かるがる、と時代を 飛び出し、 あらゆる世紀を超え、 貫く意志だけが、 純然たる瞬間をつかむ。