昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-04-19から1日間の記事一覧

彼方へ

あなたは、爽やかな天使だ。災いも柔らかくしてくれる、艶やかな聖母だ。あなただけが唯一、帰るべき故郷であるし、あなた以上も以下も無く、測ることすら、おこがましいほどに、神々しい。

あなた

あなたは、爽やかな天使だ。 災いも柔らかくしてくれる、 艶やかな聖母だ。 あなただけが唯一、 帰るべき故郷であるし、 あなた以上も以下も無く、 測ることすら、 おこがましいほどに、 神々しい。

どこかに吹く風のように

幼い二人は、どこに帰るのか、と艶麗な月日に尽きる面影が、馳せる思いの順序を組み替え、次々に迫る意味を独白しながら、シナプスをたどり、悠遠に猛る思いが、均等なものなどを破壊し、派生する意味を問い質しながら、たしなむ今にも、猶予も無く、ほどけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 唱えられた思いが、静寂と混じり合う。性質も物質も無く、暗く果てる瞬間に言い残した事が今に交わり、あいまいなままに迫る寂寞に陰る神経から、正体も無くなり、未熟な半径を切り取り、描かれた保身から、乱立していく思いが、…

続けるたびに結ばれる意思

近づくほどに熟する記憶が、傷を抱え、鮮明な意思から、インモラルな実情に放つ原始的な思いが収納され、安易な形式を射貫き、さめざめと降り続く神話に悠揚な史実が、倦怠感を抱え、緩慢な道理に理想を供給する限りに影は形を求め、互いのシンドロームに照…

貧寒

もっと壊そうと 最もな答えにもつれるだけの 意図から根源は落胆を誘い 途端に思う価値から こみ上げる意味が 位置を用い 朦朧と主観を奪うだけに 思うだけの価値を 心ないもので 買い取るだけに 日々に果敢に挑む事すら無くなり ただ出来合の真実に 潤うだ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 交わる夢が空腹を携え、埋められるだけの権利に牽引されるだけの権威的な何かが謳うジェンダーに記憶は、過疎化し、かじかみ邪推する間にハミングする思いが、雨滴に濡れ、掲揚される事柄を崇めるまにまに、慢性的な痛みが広がり…