昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-07-08から1日間の記事一覧

交わる記憶

ただ何事にも抑圧されずに、劇的であれと語る。完全性を求めるだけに成立する形態に収まるだけの全体主義的に停滞する偶像たちの黙示録や、昏倒する意識に蔓延る悪意に十全とした崇拝から、配される記憶に信仰心を植え付け、奪い合う善悪から、放たれる欺瞞…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 証拠も残さずに、痕跡をたどるばかりで斡旋される現状に住まう言動から、隔離される現在に浸るだけの今にもとづく意味が俯瞰を汚し、権限を用い、懸隔を生み出し、明晰なものも無くなり、悶悶としていく意識的な問答から、動機は…

背反し続ける

誰にだって従わないし、 自分にすら従わず、 いつもしらふで 不思議なものを見つめ、 詩的に受け取る裕福な時に 織り込まれる意味にも反し、 君に関する普遍性にも反し、 関する間に反し、 介した後にうなだれる過去が示す 悔恨などにも反し、 愛した記憶に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 数多の声を遮り、自らが唱えるものを信じるだけに、訝る事も無くなり、たなびく運命や、断続する今に躍動する瞬間から抜け出し、止めどなくあふれる理由をこぼす今に敷衍するものが、普遍的なものを打ち破り、邂逅する今に境目も…

限界を持たぬ愛

爽やかな混沌が乱立し、風景を掻き乱し、成立する風景が、倦怠感を抱え、掛け違え、履き違え断続していく義務から、空疎な理由を吐き出し分断し、苛む思いが、最古の意味をたずさえ、現実に加工されるだけの陰湿な商法や、包蔵し続ける優しさがよどまぬよう…