昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-07-19から1日間の記事一覧

不自然な愛

詩人として語り合うべきは、風景であり、自然的にそなわる出来事を、おもしろく見つめる目であり、聞きそびれぬように、聞き耳立てる今にそなわる風が促す秘密である。確かめるとは、激しいだけでは、駄目であり、 包括し、互いの愛を敬い、高め合う事に愛は…

信実

暗鬱な物語へと引き込まれ、連動する意識の境目に軽快なリズムすら持たずに、ただ立ちこめる意味にメルヘンすら失い、枢要なものを掲げ、事実に悶絶するだけに根幹は損なわれ、観念論的な安寧に引き込まれ、被害者意識が加速し、滑走するほどに、抱擁される…

濫用

変化する思いが離脱し、 理解を求めるよりも、 自らが生み出すものが、 善悪にすら反し、 自らに求める正しさに、 正しさなどは生まれず、 ただ奪い合う観念から、 還元されるだけの 価値に偏り、 商品化される自らを 傍観する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 愛されたとは、さりげないものを積み重ね、介する間に求める事も無ければ、そこに妨げるものも無く、ただ許す事も無ければ、今に連動し、様々な痛みに介し、あらゆる事を受け入れる以前に、ただあるものとして受け取る事に方法も…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 せめぎ合うプロセスが、互いのプロパガンダにより、せめぎ合う位置から、意味と真意を抜き取り、真偽を重ね、善悪に騙され、互いを恨む限りに慟哭を続け、綴る意識が、同意を求め、止めどなくあふれるものが、阿吽の呼吸を重ね、…