偏り続ける自己が変性意識に至り、自己の中庸を打ち砕き、延々と昇華し続ける先におとずれる暴力性が、湧き出ては、氾濫し、惑溺し続ける先に用いられるモラルに引き込まれる原理に止めどなく反する逸脱から、本質を損ない、放出し続ける憎悪から、怒りは、…

わたしの、はなしをしよう。 若いだけの思いを取り外し、隅々に染み渡る思いが改心を続け、つたない思いや、引き離された動機が、バラバラになろうが、貫く意志だけが、確かな思いをつなぎ、あらゆる道理に疎外されても、勇敢な意思を伝い、昇華へと至る。

最果てで結ばれ、 可憐な動機に彩られ、 襤褸なものを、 引っぺがし、 離れる季節や、 生活に追従する意識から 解き放たれ、 数多ある奇跡を紡ぎ、 自分へと帰り着く。

攻め入る闇と対峙し、世界を晴天で結ぶ愛から羽ばたき、自らの意思だけで、席巻する辺りにちらほら崩れゆく形式が見事な花を咲かせ、搾取されずに、惨憺たるものと、安易で愚直な征服欲が、気配を奪い、運命的な邂逅も、悔恨をため込むだけに至り、拘泥する…

わたしの、はなしをしよう。 禍々しいものを取り外し、甘辛い季節を堪能し、蝉時雨に濡れる街並みや、猥雑な時に捉える今に、とがめらずに、今に嵌め込む意味を疎外させ、静謐な時に帰り着き、戒律や、規律すら捨て去り、純粋な今に鎮座する、まる