昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-08-29から1日間の記事一覧

総和

私は、毎日なるべく偏りを取り除こうと、書物を読むが、読む位置的なもの、つまりは、読む感覚的なものを疎外し、自らの観点で切り取り、描く事に尽きるのだ、と創造的に至らずに、ただ感性的なものへと昇華させるほどに、魯鈍に保持する考えのようなものを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 悲劇を掲揚し、有する価値に用いる善意的なものを持ち上げ、もたげる意識は、安易なものを信仰し、偶像崇拝へと浸り、禁断のものを愛し、均衡を保つためだけに、懐疑的な日常に追従し、意識的な儀式に参加し、虐げられる日常へと…

原型を持たぬ愛

浅はかな意識は、儚いものを知らずに、知らされたものを、そのまま受け取り、強要されるものを、そのままが信じ込み、信心し、用いられたもの、不自然に融合し、互いの行為や、興味に響き渡るものが、隅々に反響し、鳴り響くものが、思いに振動を与え、共鳴…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 のぞき込む未来も、心を持たずに、ただ妨げられる軽々しい思いに潜む空間に入れ込むだけの価値観にせめぎ合い、相対する現在に肉薄するものが、不安そうに迫る現実へと倒錯し、透過されずに、ただ去りゆく形状に身を修め、さめざ…

歪曲

懊悩する思いが木霊し、 昏倒する意識の彼方で、 受理するものが、 売買されるだけにため込む軋轢に、 空疎な面影にひそむ、 悲壮感に迫る観念的な折り込みや、 終わりをうたうだけに 高慢なものが、 問題を拘束し、 強請るだけに至り、 帰する思いが、 確か…