昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-02から1日間の記事一覧

詩的な高揚

私は、ビッグバンが起こる前に産まれ、所在を明らかにせず、隠遁し続ける先にくるまり、羽毛と揺らぎ、たゆたう季節にまばゆく光る真理の一律さや、啓蒙し続ける先に、羽ばたく自由すら、わずらわしいものだ、と告げる。むしりとられた君の羽が舞う宇宙空間…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる用途が、絆などを謳い、ただ増える傷を傍観するような者どもが生み出す流行に流動する事を、モードのように扱うから、悲観し、卑下し、虐げられ、憎悪を生み出し、奪い合うだけの価値の家畜として、指定される義務へと愚…

犠牲

あなたの悲しみは、 願いを唱えるばかりで、 何が正しいのかすら見えずに、 謀る事を繰り返し、 つたない一生も、 暗く歪み、 照り返す痛みは、 絶え間ない議論を放ち、 果たす意味や、 言い訳ばかりがせめぎ合う。

現時点

純然たるものも死滅し、心象に生える景色も、形式に飲まれ、見出す意味も、見間違えるだけに至り、退嬰的な愛から瀰漫する不満足から、複雑に入り組むエレジーや、艶麗な時に折り重なる意味合いが敷衍し、不健康そうな意思が愚鈍な鈍色を映し出し、運命的な…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 瀰漫する不可能や、じゅくじゅくになった傷に迫る贋物の価値や、カタストロフを謳い、因果に欠乏していく時間的な適応へと至らせるだけの悲劇的な観念に基づき、関係へと兌換されるだけの価値へと移行していく行為的な服従から、…