昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-07から1日間の記事一覧

質感

逃げだす感情は、帰る場所を失い、束縛されるか、自らの砂漠をさまよい、裁かれる日々を待つか、関係を持つほどに、もつれる現在に弛むだけの元凶として、今に補足されるだけの観念へと移行していく現実へと捕縛されるだけの還元から、軽減されない痛みへと…

はしたない愛

ぬくもり降り注ぎ、因果は、取り除かれ、可憐な季節に逆流するいしは、時間から放たれ、自由すらもうたわずに、自らの意志だけで、時間に反発し続け、意味を飛び越え、自らが逸脱する限りに、すべてに反抗し続ける。愛することへの中庸を知り、物事との均衡…

回路

訂正される先々に 苦悩が現れ、 地下世界から、 記憶を引き出す 安易な機械都市から 接続される権限に支配され、 支払われるものを、 受け入れるだけに、 ケチくさい意識が、 安易な考えを受け入れ、 偏る思想へと至る。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ただ、わたしにもとづく意思は静寂で、すべてが静止していて、異端な者など居らず、何も無くとも、この静謐だけにもとづくセオリーなども不必要だから、不安などを謳い、恐怖をモチーフに贋物の競合を終えるだけの欺瞞へと浸るだ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 担うものは、苛まずに、似合うものを引き取るのでも、似通ったものを愛するのでも無く、ただ一途に現る正しさのようなものを、らくらくと飛び越え、暗くひずむものを、ただ慰めるよりも、超えるべく、ベクトルを授けるような安閑…