昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-09から1日間の記事一覧

ストレートエッジ

プリミティブな衝動だけが、わたしを原理から外れさせ、さすらう意識は、帰る場所を求めず、ただ与えられる一体感に反し、半信半疑な意思を抱え、かかずらう意識は、はびこる悪意を旋回し、意識的な汚穢を授けるだけのあいまいな毎日に迫る寂寞に反し、有す…

離れる

立場を用い対立するものや、 物事に重ねる課せるだけの意識を 買い取るだけの戒律や、 懐疑的な日常に迫る傀儡として、 引っ張り回される糸に 逆らわずに、境目を用い、 最たる意味を利用するだけに、 理想とは困窮し、 向上すべき見知に至らずに、 知識も持…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 意識の中をめぐり、優雅に泳ぐ観念と気ままに刻む音が反響し、刹那にいろどる意識が艶やかで、思念に瞬くものが、まにまに接続され、同じ景色などなく、暗くひずむ君の憂鬱も、何処吹く風と仰ぐ日常の微かなしあわせも、悶え刺激…

至極の時

語り口を軽妙なものにしたいが、いかんせん、難しく考える癖が、頑迷なものを生み出し、とりとめのないものすら、哲学的に思考し、追求する先に錯誤するものが、語呂合わせや、合否を携え、安易な考えで、善悪的な思考でしか、物事を捉えられぬような、地獄…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 乾いた大地に偏る心情を捧げるだけの供犠を終え、惜別し続ける先に、死をも超越するような時間や次元から排され、滅する間に虚空が生まれ、そこから生まれる情念が、仮想するものを、真実に変え、出来合のものを愛するよりも、創…