昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-19から1日間の記事一覧

解放された後

文学をも超える気配が迫る。狭い価値を打ち付ける鉄槌として、文明に反発し、自らの意味だけを捉え、神をも超えた時代に提示すべき愛を、単なる名に陥れぬように創造性を用い、昇華させ、確かな愛へと跪くだけの人間を超えるべく、確かさとは、自らが汲み取…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ぬくもり溢れる大切な孤独よ、くよくよせずに、察知する今に擦り寄る幸せも、与えられた影響にたむろする不備な論理に立ちこもる不安や、勘違いを与えるだけの迎合や、プロセスに反し、永続するものへと、わたしは加速し、たゆむ…

昇華

悠揚な意志は、 邪推せずに 戦乱をくぐり抜け、 空間的な敗残者や、 破壊的なモラリストの 大群を切り抜け、 衆愚に降り注ぐ、 習慣的な陽子に 緩衝し、収監される痛みへと 散漫な意志は、 季節を奉納し、 褒美も受け取らずに、 自らの意志だけで、 飛んでっ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 毎日に燃え尽き、星宿に住まう悠遠に綻ぶ瞬間に排斥されるものに落雷を落とす紀元前の神や、遠因に果て、膨脹する神経細胞が、派生する意識に反し、緩衝する間に綸言を伝えるだけの、他者の言葉に介する間に、理解は、利害関係を…

砕身

一帯に葬られた健気さが転換するものが、模倣を続け、現を抜かすだけに浸る意味へと普遍性は逆上し、情交に緩和しきれぬ思いが、質感を損ない、感応すべき今に妄想するだけに至るような俯瞰から、感覚は損なわれ、ひれ伏すだけに至らせるような枠組みの中で…