昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-26から1日間の記事一覧

貪婪な身体

快楽とは、一定の域から逸脱する、と求めるだけの欲望に浸る。何事をも愛さず、悪を憎むあまりに、善を謳う賢者などは、悪に対して、ルサンチマンを抱える愚者である。ただ、何事をも愛するのだ、と騙る正義も、悪を憎む所以を隠し、誤魔化すだけの、上辺の…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 心ない何かを片付け、シリアスな昨日や、知り合うほどに、失う何かを集めるだけの過去から離れ、離れ合うほどに、価値観を近づけ、何かを乖離させるだけの理解へとほとばしる永劫へと敢行するだけの意識は、一切に走り去り、今に…

情緒的な反抗

こんな時代とは、どんな時代だろうか? 自ら生み出す苦しみが満たす困難に寄りかかるだけに明け暮れ、自らの意志に従わずに、誰かの意思により、堕落し、或いは、ほどこされる教育により、根幹を腐らせ、得る者と追う者が競争し続ける限りに終わらない汚濁を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背くほどに邁進する意識は、具現化されるものを信用せず、体現する先に見出すものすら信用せず、自ら認識するものすら、何かに与えられた影響で作られ、模倣し、模造品としての役割すらも果たせぬようなものばかりが、今に軋轢を…

たまゆら

ごくごくと飲み干す明日や、 悟性もなく、生後から 抱える痛みを分別するだけに、 侮蔑する意識は、 虐げられるだけに蔓延る 悪意を巡礼し、 訝る現在に、 低劣な信仰を生み出し、 巻き込む意味を批判するだけで、 否定的に乗り越え、 自分的な正しさへと 昇…