昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-30から1日間の記事一覧

軽視される善悪

正解を持たぬ身体を抱え、幸福論に攻め入られる以前に、全容に捌ける思いが、収監され、支えを失い、ぼくとつで、寡黙な預言者が示すカタルシスが、世界を救うころには、ほとんどの意味は、意味の中で朽ち果て、屈従し続ける人民は、貧寒なものへと重なり、…

たくましい愛よ

思考とは、積み上げ、堆積され、あらゆるものに応用され、その役目を果たし終えるまで、浪費し続けて行く。自由であるなどと、考える以前に、信用し尽くした自己へと記載されるマニュアルに抗い、自らの位置から諦観を生み出すよりも、怒りの外観を剥がし、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君の恐怖感を打ち倒すべく、延々と褒め称え、立場も無ければ、あらゆる意味に措置される感覚に抗い、対比されるだけの関係にそぐう価値などは、今を、意味でガチガチに固め、互いを咎めるだけに至り、いたわることを知らずに、聡…

価値観

誰も何も言わないから、 何も聞かずに、 機械的に至り、 今に浸る苦悩や、 駆動する意識も、 誰かに操作され、 何かに刺激を、 与えられなければ、 動きもせず、 ただ、用いられた 苦しみを、あたかも、 自分の苦しみのように、 利用するような価値だけが、 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何光年も往復する星の痛みから、交わる先に案じる意味をこじられるだけに、記号化するだけの精神的な帰路や、記録を打ち出す事だけに忙しく走り回るはしたない精神の市街戦を超え、憎しみを募らせるだけのツンドラや、つくづくに…