昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-23から1日間の記事一覧

無垢なもの

倦怠感を抱え、とどめを刺されるだけの愛に主観は損なわれ、そこで見るものを屈従させるだけの関連性へとアイロニカルに入り交じり、不確かなものを追い続けるほどに魯鈍なものを抱え、論難を迎え、静謐な余韻に浸る意味合いに堅実さなども無くなり、内外に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 真意すら見出せずに、さまよい砕けた心が枯渇し、アンニュイなものが入り込み、利己的な支配を受け入れ、気配を撹拌され、存在自体を抹消され、ささやかな愛にすら気付かずに、用いられる役所仕事的なものが、何度も事務的なもの…

このまま

もぞもぞと うごめく小動物たち、 互いのぬくもりで 眠る冬のモノクロに 融合していく言葉の素数、 蘇生される仮死化した 情念たち、 かすむ記憶に老いぼれるだけの 日常が攪拌され、 私は、どこから来たわけでも、 どこに行きたいわけでもなく、 そこに現れ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 正しい者すら居ないのであるから、と正しさを示唆するほどに、正しさとは、失われ、用いられるもの支配され、気配すらも喪失し、用いられることに邪魔をされ、答えを持たされ、何もかもを見失う、まる

ミニマルな冬

古びた身体に重なる哀愁がただよい、シンクロし、ただ、寄り添う形に恐れは消え去り、起源を失い、あいまいな現在に浸す意味から、関連する状態に蔑むだけの帰路を捨て、傍観者が浮かぶジレンマの山々を越え、病み続ける意識に併走するだけの凡庸な価値に降…