昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-24から1日間の記事一覧

厳寒に還元されるもの

悲しみが見つける先に詰まるものが、思いをせき止め、今に利用されるだけの価値を促し、観点を疎外させ、帰路を失わせ、記録の中で蝕まれる物として、定義に結ばれ、群像にほどこされるものへとがんじがらめになり、理由を損ない、孤独に苛むだけに、異物感…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 可憐で初々しい描写をたどり、端末を捨て、懐疑的な日常に無作法に入り込む要因を蹴散らし、権威的なものが促す贋物の価値に促されるだけの購買意欲などが迫り、悟りなどを謳い、何もかもを捨てるのだ、と妥当に迫るものなどは、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ひきずる君の位置を引き取るべく、ベクトルは、散漫なままにままならぬ私情を多目的に放ち、偶像に支配され、崇拝し続けるだけの像も途端に贋物だとわかり、卑屈なものに変わり、こだわるほどに、歪むのが、人間的なものが惰性に…

感性の爆発

誰かに利用される悲劇は終わり、フラクタルに交わる空の間から射し込む日の光りが、立体感を授け、預かる身体に栄養を与える。談笑する街並みは、交錯する意味に服従させぬように、分裂的にうごめく、誰もが、同じ位置や意味に帰らぬように、自らを分裂させ…

大義

自らを超えるのは、 何よりも高い事業であるし、 互いを高めずに、 何かに等差を加え、 そこに測るだけの行為を用い、 求めるだけの愛を廃棄し、 さらなる飛躍を遂げるべく、 とがめられても尚、 自らを強調し、 現れるものと対峙する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ハッピーエンドをまさぐる果てに憂鬱な干渉をほどこすだけの、だれた雰囲気に折り重なる超越から、生還する行き先に、まとわりつくだけの、世界が用いる正解などに騙されずに、えりすぐる先に、確かさを含んだ、微量の愛が、今に…