昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-02-12から1日間の記事一覧

告白

遠のく記憶をノックする者。不自由なあの子が示す尺度から、論理的な汚穢を吐き出す倒錯や、シンドロームを抱える虫たちが泳ぐ深海から、錯雑とした観念をモノクロに変える芸術家たちの昏倒や、慢心に至り、いぶかるだけの先々に論証するほどに、魯鈍な者に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 現れる世界は、存在をあらわにする前に、名付けられることでしか変化もできずに、そこに偏見を生み出し、現れるものなどは、名付けられる前の純粋さに気付かずに、現れるままの綺麗さを保つこともできずに、名付けられる途端に何…

多幸感

静謐な預言を繰り返し、開けない夜を待つ、むくんだ日の中で、シンドロームに嘆くだけの悲劇の者が、混沌を謳うほどに、固結していく思いは、定理に反し、憎しみを用いるだけの互換に反し、高潔な意思だけが、裂ける大地に、新たな息吹を与え、芽吹く真実や…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 偽装されるだけの観念は、暗澹としていき、指定されるだけのものに引きずられ利用されることでしか満足を得られずに、何かを買い取るだけの快楽の傀儡として再来する意識にもとづく償いへと加工された品位に自らを紊乱さを加速さ…

呼吸

帰巣する言葉は、 意味に深まることを、 静かにこしらえ、 安易に捏造されるだけの 真意に反し、 理想を追求し、 記憶が捉える意味を、 今にさかのぼるだけの 悲劇的な案出から、 乖離するだけの言葉に 利用され、 些細な出来事に覆される。