昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-02-13から1日間の記事一覧

闘争

時に潜む優劣や、空間的な猶予にくすむだけの感情が、有用なものを謳い、現実に背くべく、ベクトルは、天から引き出す運命論的ないつわりの言葉を吐き出すだけの社会性から、言動に潜む空疎な悪意に転換されるだけの再会や、解析される先々で、典麗なものを…

懈怠

遠のく記憶をノックする者。不自由なあの子が示す尺度から、論理的な汚穢を吐き出す倒錯や、シンドロームを抱える虫たちが泳ぐ深海から、錯雑とした観念をモノクロに変える芸術家たちの昏倒や、慢心に至り、いぶかるだけの先々に論証するほどに、魯鈍な者に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 仮死化した身体を引きずる卑近な者が促す正攻法なものなどは、今に果敢に挑むことすら知らずに、現れるものにあらがうほどに惰性な意味を組み込み、互いをとがめるだけの理想を促し、今に意味をこじらせ、供給されるだけの理想を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 身近に現れる狂気を加速させ、何かに枷を嵌め、世界を仮想のものだ、と決めつけ、白昼夢をさまよい、今に悲劇を起源にし、憎むことだけが、定理にもとづく答えであり、何かを変えるための唯一の手立てである、と惰性なものから加…

時間が行き着く先

あやまりを繰り返す街、 永遠も名ばかりで、 瞬間に忘れられ、 動作も不安定で、 あらがうほどに、 補填される意味は、 不潔なものに変わり、 今に抗わずに、 ただ、与えられるものに、 よりかかる。