昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-02-15から1日間の記事一覧

語りかける誰か

静かに物事は成されなければならぬし、そこかしこに現れる愚行に対処している暇もなければ、もてあそばれるだけの身体や、乖離する精神や、森羅万象になびく憂鬱な試練や、ジレンマに対比する今に悲観するだけのエンディングや、陰惨な形に悶えるだけの時折…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 強制され同調することにより、自らの快楽は水増しされ、些細なものにすらよろこびあふれるように勘違いをさせることだけを目的に進行していく行為にもとづくものに攻め入られ、生命的な役割を果たす前に、何かの物として扱われる…

意味の終わり

交わるほどに鬱屈していく街並みに、刺激的な進化論を投げかけるような憂鬱なあの子のジャンクをかき集め、接続されるでたらめなメロディーに泥酔している花嫁たちも、いずれかは、すぐさま裏切るだとか、アイロニーに陥る便宜的で、偽善的な経路をたどるこ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 共感するほどに自らの意志とは損なわれ、そこに違う力が加えられ遅配を生み、今にみすぼらしいものを育て、惰性に扱われ、ただ与えられるものを食すだけに満足することだけが、唯一のしあわせのように順応していくことだけが、し…

気配

センチメンタルな思いをかかげ、 かけ離れる意味が 起源を攪拌し、 バラバラになった思いが 羽ばたき、 憂愁に消え去り、 些細な思いを超克し、 なおざりなものを 捨て去り、 境目も持たずに走り去る。