描くこと以外は生きているとは言えず、この場を凌ぐために、描くことが、善悪をも超越し、自らをも翻し、与えられる影響や、関係性を持ち出し、意味に閉じ込めるだけに終えるような人工的なものに疎外されずに、虚空に浸り、固執するだけに終えるような退嬰…

わたしの、はなしをしよう。 高尚にひたらずに、凡俗なものに落ち度もなければ、それなりに長いだけで、何かとは続く限りを際限無く続けることに悪すらもなく、そこでアクセスするものも、すべての枢要さを求める限りにたぎる精神は、大義を用い、何かに埋も…

さまたげるものすらなく、 ただ広がるものだけが、 愛だ、なんだと告げずに、 現れるままに おおいかぶさるものなどは、 本質を知っているわけでもなく、 知ったかぶりをして、 君に近付き、 意思を奪うだけに至る。

わたしの、はなしをしよう。 わたしはどこにでもいるだろうし、ここにいても、どこ吹く風とすぐさま逃げ惑うし、ここで滑落しても、何度ものぼるような強靱さを持っているし、ここで保たれるものなどは、何かにもたれ、安易な考えだけで還元されるものでしか…

歩くほどに研ぎ澄まされていく感覚が、ツンケンし、テクノみたいな感情を放つ景色から受け取る形式美みたいなものは、邪魔になるし、受け取る側のゴワゴワしたもんに、からまるだけであるし、与え合う影響などは、互いの中に距離を作るしで、愛には、形式な…