昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-11から1日間の記事一覧

警醒

内に孕む自由だけが、本質的な宇宙と総和し、自らにしわ寄せされる背くたびに顛末をあやめる事象は、愛でるべきものも知らずに、自然のままに対処するからこそ、自然であり、そこに現れる即席の自由などは、意味を奪うためだけに、普遍性を持ち出し、生活感…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ここで性懲りもなく語られるものなどは、ここで使用される原理にしたがい、何かを裁くための理屈を捏ね、そこで越えられぬものを作り上げ、社会という壁の中に閉じ込め、希望すら奪われ、追い求める理由のために忙しく動くことだ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 なりひびくクラクションが僕の敵さと不適な笑みをこぼす野良猫たちが還元する自由のリズムだけがわたしの味方であるし、そこで屈辱に耐えるよりも、そこでの自由を求めるよりも、自由であることに理由はなく、自由とは思うほどに…

悲愁

ここで理性を損ない、 どこでも獣のように過ごし、 暴かれるだけの過去の 孤独な子供として、 おどけて日々を仰ぐような むなしさを謳うほどに、 ここに用いられる答えに流され、 思うほどに、 自分とは即座に失われる。

世界との対話

昨日に引きこもる明日は、もう出てくるのは嫌であるし、過ぎ去るほどに、昨日との距離は深まるし、そこに用いられる苦しみだけが増すばかりだ、と吐露し、統合されるだけの正常さが促す精神が持ち出す軽薄な真理などにごまかされずに、自ら生み出すものだけ…