昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-17から1日間の記事一覧

懐疑的な街

生きるということは何でもないことである。存在は茫漠たる瞬間に放置され、すぐさま永遠に食い尽くされてしまう、というニヒリズムに対処すべき方法論すらなく、ここですがるだけに至る傷むだけの身体を屠られるのを傍観するように、他者を介し、自らを卑下…

進化

悲しみが染みいる裏通りには偏見はなく、ただ無関心だけがその場を漂い、誰でもない今を誰かになりきり傍観するだけで精一杯だ、と君は泣くが、君は機械であるし、そこで回帰するものが永遠性を含み、その場で延々と同じ動機を繰り返すことすら知らずに、不…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 緩慢に作用するこころが、夜にとろけ、捏造された日々をひるがえし、優雅な観念を出迎え、寛容に処理する意味だけが、何が正しいかを知る、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生じる所以が、自然に乖離し、根底とは、混乱し、混沌としているものであるし、そこであらがい、刹那にたんじる思いが、愛を伝う、まる

幼稚

ここで課せられる罪の意識とは 誰かの戸惑いを ここではめ込み、 世界を狭小なものに変えるだけに 至るような感覚に阻まれるような 偏見を取り除くべく、 自らを利用しようと するうような者から逃げ出し、 今を正そうとするほどに、 今との距離は生まれ、 …