昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-18から1日間の記事一覧

優雅な思考

永遠に飲まれる恐怖に打ち勝つためにニーチェは永遠回帰の思想に行き着いた。行き着く先とは恐怖かないが、ここに現れるものにあらがい続ける限りには恐怖などに屈さない。何かを同情に誘うような美徳などは、ルサンチマンやペシミストが、自らを正当化する…

疎ましい真理

ひとりの物音が、 永遠になびいて、 この場での孤独などは、 どこかおどけて、 片付かぬ思いや、 追いやられるだけに痛む思いや、 続ける限りに対立し、 理解を求めるほどに、 現実から乖離し、 社会と名付けられるものに、 すべてを奪われるような、 そのよ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 やがて罪も明け、華々しく散る君が優雅な思いをたずさえ、そこで進行するものをとがめ、論理の外へと旅立ち、互いをとどめるだけに終える理想や、そこでリセットを押すことばかりを考え、理性もなく扇動することだけを続ける嫉妬…

懐疑的な日常

生きるということは何でもないことである。存在は茫漠たる瞬間に放置され、すぐさま永遠に食い尽くされてしまう、というニヒリズムに対処すべき方法論すらなく、ここですがるだけに至る傷むだけの身体を屠られるのを傍観するように、他者を介し、自らを卑下…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何事も無く平穏で、ここに散らばる希望だけが、今を作り上げ、そこで退屈をしのぐだけの優劣や、価値観にほろぼされた精神が惰性に導く意味などに専横されるよりも、有する価値を放棄し、いっさいは、寛容に融合し、ここで善悪を…