昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-19から1日間の記事一覧

放蕩

言葉は正義や正否を持たず、整備される日を待たずに今を跨ぎ、たまたま出会い別れを繰り返す我々は、清貧な予言や、空疎な邂逅から、後悔を含んだ理論的な齟齬をきたし、機械的な動向から、混同していく意識に絡み合い続ける意志がファシズムなどを生み出し…

欺瞞

静謐な予感に迫る ダイナミズムが 途端に迫る痛みをしのぎ、 ここで噛みつき、 凍えるだけの 君の無作為で、 印象すらもなく、 ここですがるだけに至るような 定理から、 定期的におとずれる 意味だけを今に落とし込む。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何かに耽溺することでしか、自らを正当化し、何かを恨むことだけが、人間的である、と専横する者が示す差異から、散漫な意識をかかえ、儀式的に昇華されることを目的に、投影されるものや、そこで統合されるものへと自らを投下し…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 裏切り続ける過程が用いる真理にもとづく永劫が生を縛り付け、今に生きることだけでしか、「自らを正当化できずに」そこで束縛された生は、あたかも、自らの意志で動いているかのように示す間に生まれる自らとのズレに気付かずに…

艶笑

永遠に飲まれる恐怖に打ち勝つためにニーチェは永遠回帰の思想に行き着いた。行き着く先とは恐怖かないが、ここに現れるものにあらがい続ける限りには恐怖などに屈さない。何かを同情に誘うような美徳などは、ルサンチマンやペシミストが、自らを正当化する…