昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-25から1日間の記事一覧

介在

静謐に引き取られる彼方から、星の思い出を引き継ぎ、ここで用いられる理論も星屑の論争の中では静かなものだ、と天真爛漫に飛び交う夢想の中でしのぐものが音階を登り、整容され続ける間に背反し、正しいものすら、ここでは引きずられるほどに卑近なものに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 閉塞感などは、ずっとあったものであるし、そこでよろこびにいたらずに、そこに混在していく意識にまどろみ、形式に飲まれ、自らを不自由にし、不自然にするよりも、現れる高揚感で飛翔し続ける、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 解放を求めるよりも、今ある自由を探すよりも、求め探すことにより、何かに寄りかかり、自らを見失い、今にさまよう苦痛に寄り添い、自らを苦しめるだけにいたるようなものから逃走すべきである、まる

あまりにも残酷なものだと 疑問をこじらせるあたりから、 時間とはかけ離れ、 意味にもつれ、 今にもたれ、 考え続けるあたりから、 費やすものが、 淫らに裂け、 生暖かいものをこぼす。

秘密

覚者として傍観する日々も、この場で屈従し、誰かに促されるままに生きる君も、同じような動機で今を等閑にし、憎むことだけに専念し、その場で従事するだけで時間を終える日々も、この場で擁護しきれぬものを抱え、祈願するだけで、何も変わらぬ君も、同じ…