昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-28から1日間の記事一覧

交互

意識に滞留するものが濃淡な影を作り出し、今に折り重なる瞬間が織り込まれ、ここで理論を形成する前にさかのぼる意味を具現化するだけの懸隔から、ここで妨げられ、抵抗を続ける限りに独白をここで継ぐ毛、つたない意識から、伝わらなくとも続けることだけ…

軌跡

買い取られるだけの愛により、 中空で麻痺した 君の感性を迎撃するための ミサイルが飛び交う朝や、 季節に風化していくだけの 抵抗から、ここで対抗するものや、 保とうとすればするほどに、 何かからはかけ離れる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 境目も持たずに、ただ優しく包むようなものに清さなどはなく、ただ、自然にそなわるままであり、何かを演じるわけでもなく、その場に現れるままに、そなわるものを肥大させる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 果敢にいどむべき今も、感覚をうしない、与えられたもので満足すべきなのだ、と占領された意思は、何かにしたがうことでしか、自らのよろこびに出会えない、まる

終了の義務

苦しみの義務を持ちこみ、今に認識する痛みが乾いた精神を這い続ける。入り浸る意味から結合されるだけの本質などは、苦しみを細部化するだけであり、ここでデカダンな価値に持ち込まれるだけのコアの中で従属するだけの関係に観念は正義を謳い、用いられる…