2017-05-28から1日間の記事一覧
引用されるたびに失われる形式によいしれる具現化されるだけの日常にきらめくネオンも、他人事と単語の間に消え入り、暗号化される日々は、追いかけるほどに一貫した貪婪さを孕み、そこに生まれるエゴが人間的な臭気を放ち、よどんだ日常を浄化させるような…
雨音とサイレンの断続 持続する時間に反し、 宇宙から放たれ、 放蕩し続ける花。
風景に入り交じる情念が昇華する。時間との闘いを終え、卑劣に迫る悠遠にひろがるだけの意味が今を徘徊し、意思の快活さを奪うだけにいたる。ここで強調されるものなどは、母の大きな愛を背負わずに、他人がうながす描写の中でしか活動できずに、そこで体現…
わたしの、はなしをしよう。 何が悲しいって、何も悲しくないのが、悲しいのである、まる
わたしの、はなしをしよう。 何かを書き記した後に残る文字が氾濫し、自らを飲み込み、こじつけられたものを、ためらわずに洗い流し、保たれるものの嘘を暴き切った後に残された汚れすら、消し去るような夜、まる