昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-06-12から1日間の記事一覧

世紀を超えるリズム

音もなく近付く夜と対峙し、傲慢な論理を投げかけるだけの欠けた感情から、かび臭い因果を放つ終末論者どもが攻め入る時雨から偶像を引き出すだけの有効なものすら物陰に隠れ、語弊を重ねるほどに増していく快楽と友達になり、一貫性を捨て、主体性にかまけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 よくみれば、化け物と除け者と獣しかいない世界でないがしろにされるものや、うながされるままに動くだけの同意や同調がゆがんだパトスを形成し、何かのために同じように動くほどに、ずれは多くなり、ゆがんだままに排除する、ま…

逃走

夕暮れにひそむ物々しいものも静かに昇華し、筋書きすら持たぬ精神が疲労感を隠し、夜に攪拌され、もたらされる正義も捨て、さらなる飛躍を遂げるわたしは、さまよう魂が用いる旋律をたよりに、多目的にうごめくキャピタリズムが描く苦悩を引き裂き、あらゆ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 この世界に統合されるよりも、些細な愛になびき、うながされるものに支配されずに、気配を隠し、ただ現れるものの物陰で消費されるだけの気配に従属するよりも、十全とした意識を用い、用いられたものすべてを批判する先に現れる…

息吹く

迎合されるものに抑圧され、 さえぎられた精神は、 敬神にいたり、 自らが満たされないから、と 神頼みするほどに、 自らのしあわせとは かけ離れていき、 何かを恨み憎むことでしか、 自らのしあわせは 満たされないことに 気付きもしない。