昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-06から1日間の記事一覧

応用

ここで果たすべき義務が、健気なものを奪い、気配に従事し、意思を占領され、限界を持ち出し、何かに戸惑いを生み出しては、手懐けられた意思は、何かを批判することで、自らを乗り越えられずに、何かを否定することにより、現れる満足感に簡易な自由を感じ…

貫く

緩慢に作用し、 なまけながらも、 健気に場面を愛し、 つかまつるものなどに つかまらずに、 伝わるものすら微量だが、 ここでの確実さだけを愛し貫く。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 重たい頭を抱えて帰る人たち、風景にたずさえる一瞬が、ずっと一緒だ、よと優しく語りかけ、消えかけた愛が、また灯る、まる

誤り

楽園すらもいらず、そこですらすらとのべるものが、健やかさをたずさえ、美麗な時に消えゆく季節に孤立し、現れるものなどは、じゅくじゅくに膿んで、たびかさなる苦しみを昇華させることに、正義すらも不必要で、風が運ぶ匂いだけが出会いと別れに重なり、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 均一なものなどなく、ましてや、求められる平等などに、平等などは訪れずに、何かを求めるほどに、求めるものとは懸け離れ、用いられるものに左右され、はじめに求めた意味など忘れてしまい、ただ、何かを支配するためだけに偏り…