昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-07-22から1日間の記事一覧

怠慢

怠慢な身体を引きずり、今に悲観し続ける先に肥大化する欲望が氾濫し、欲動し続ける先に気配を牛耳り、機械化する運命は、今に悲観的なものをたずさえ、さえぎられる思いを徘徊し、破壊し続ける先に現れた苦しみを再利用しながら、しなびた思いを加速させ、…

変化

自慢するだけの画面や街並みなどは、 ただ肥満化する意識が、 まだ足りない、と誇示する間に 理屈を並べ、 不和などを持ちこみ、 何かを苦しめるために ためらわずに、 何かを攻撃することを厭わずに、 ただ現れるものを詩的に変換できずに、 変化を恐れ、 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 不感症的な夜にとぼしくこぼれる液体が混ざり合い、孤独の合間に割って入る衝動的なものの固執が、性的な消費を続け、昇華する互いの苦しみが暗澹とした夜にとけあい、かすかな光を生み出し、奪い合うだけの現在にすこしの猶予を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背くほどにあふれていく感情が、定期的なものを打ち砕き、惰性にみちびかれるほどに、可憐なものなどはそこなわれ、そこで連動していく形式が、今を複製し、今に復讐をかかげ、すべてを惰性に破壊する、まる

狂騒

たなびく永遠は、はるか無知な様相で、現実を疎外し、瞬く間に映える主観に、よろこびを与える。覆われた暗鬱な物語に現れる閉塞感を超えて、不羈なままにたどる様子を俯瞰でながめる乖離した感情がひれ伏す先で、鮮明なものなどは、ここで貪婪なものに変わ…